交通事故後のむちうち症状に精通しよう!

交通事故に遭ってしまうと、けがの治療が終わったと思っても後からいろいろな後遺症が出てくることが珍しくありません。
後遺症の代表としてよく知られているのがむちうち症です。むちうち症は、交通事故の時の急ブレーキや追突・衝突の衝撃で体がむちのように振られ、可動範囲を超えて関節などが動くことで筋肉や靭帯の損傷、それに骨格そのもののずれや歪みが発生することで発現する後遺症です。筋肉や靭帯の損傷は首や腰の痛みをもたらし、重症の場合はしびれや頭部への血行不良が原因の吐き気や頭痛、視力や聴力障害が見られることもあります。
交通事故の被害者は、治療費や物損の諸費用、慰謝料などを加害者に請求することができます。これが損害賠償請求で、請求額は加害者サイドとの示談交渉で決定します。
この交渉は、実際には被害者対相手の保険会社で進められます。これは、ほとんどの自動車任意保険に付いている示談交渉代行サービスを加害者が活用するためです。被害者の方は、自分に過失がない、つまり相手に対する賠償責任がないと自分の保険の示談代行を利用できないので、個人で相手の保険会社と交渉しなければならないということです。しかし、保険会社は賠償金を抑えるべく安い示談金で早々の示談を求めることがありますからひとりで交渉すると損をしてしまう可能性が大です。
そこで示談交渉で損をしないためには、被害者になってしまったら早めに弁護士に相談するのが安心です。弁護士は被害者が損をしないように提示された金額を見極めて交渉してくれますし、交渉上の有益なアドバイスももらえます。
例えば、示談交渉を開始するには適したタイミングがあります。傷害事故では治療が終わってから、後遺障害が残ってしまうケースでは障害の等級認定が済んでから交渉を開始します。これは、示談交渉では治療費や後遺障害の慰謝料なども話し合われるため、治療途中で示談になってしまうと全額請求できないことがあるからです。特に、怪我の治療後にむちうちの症状で整骨院などに通院している場合は、弁護士に相談していれば整骨院での治療費も正当に請求できるように交渉してもらえます。
相手方の保険会社は、治療期間が長くなってくると支払いの打ち切りを申し出てくることがありますが、弁護士のサポートを受けていれば不当に打ち切られてしまうこともないので安心です。また後遺障害の等級認定ついても、弁護士のサポートがあれば、害者請求といって自分で納得のいく後遺障害等級認定申請ができます。