失敗しない交通事故の治療の受け方

2018年3月2日

診察は最重要

交通事故の治療をする際に覚えておきたいことは、たとえその時に痛みや違和感を感じていなくても必ず医師に診察してもらうということです。よくありがちなのは交通事故に巻き込まれたものの大した痛みもなかったために物損事故で処理をし、後日痛みが出始めて整骨院などで施術を受け、ずっと違和感を感じ続けるケースです。その場合はむち打ちになっているケースが多く、結果的に交通事故から日数を置いて医師に診てもらいむち打ちの診断をしてもらったものの人身事故の切り替えを警察が渋ってしまうことにつながります。

まず最初の段階として交通事故に巻き込まれた以上は念のために医師に診察を受けて治療を受けることが必要です。整形外科などではMRI検査などを受けて異常がないかを判断します。そして少しでも異常が見つかれば事故の影響は明らかであり、物損事故で処理していた場合には人身事故へ切り替えてもらうことになります。これが重要なのは、人身事故にしなければ治療代を支払ってもらえないためであり、実際に手にする保険金などにも大きな影響を与えます。また満足のいく治療を受けていくためにも医師に診せることは必須とも言えます。

治療の進行

最初は整形外科で治療に専念していきますが、どこかの段階で整骨院との併用をしていくことがおすすめです。病院ではだいたい月に2回程度診察を受けて薬などを処方してもらいます。痛みなどがあればそれを取り除く薬を出してもらえば大丈夫ですが、関節の可動域や筋肉の問題も同時に生じており病院では限度があります。そこで整骨院に足を運んで施術を受けることでより早く改善することができます。この際に医師に相談を行って、整骨院での治療の許可をもらう必要があります。そうしないと後で面倒なことになってしまうため、必ず相談が必要です。

失敗しないようにするには、あまりコロコロ病院や整骨院を変えないことです。もちろんあまりにも対応に不備が見られたり、疑問に感じる面があれば仕方ないですが、交通事故に対する対応はどこもそこまでは変わりません。整骨院に関しては方針の違いこそあれど、大きな差はあまりなく強いてあげれば相性の問題です。できるだけ同じ場所でやり続けてもらうことでケガの状況などを熟知してもらえて、方針を変えずに行っていけるため、多少の焦りがあるのは仕方ないにしても病院の先生などに自分の身を預けることが無難です。

いま一度慎重に

一方で整骨院選びをする際に気を付けたいのは誰が担当をするか、そして情報の共有をしてくれるかという問題です。複数の人が施術を行っているようなところでは院長だけでなく他の人が一緒に行っているケースがあります。最初のうちは院長自らが担当してくれても、慣れてきたら別の人に交代し、また別の時に来たら今まで見たことがない人に代わっていることも十分に考えられます。規模が大きく、多くの人が来るところほどそうした傾向にあるため、情報の共有がどうなっているのかなどを含めて慎重に選ぶことをおすすめします。

自分の体に関することだからこそ妥協はせず、自分のやりたいようにやって問題ありません。その中で同じ病院でできるだけ診てもらうことやネットの情報だけで決めないなどのことを考慮していくことが求められます。あとは少しでも正常な状態へ回復するように努力を重ねます。示談交渉などは弁護士などに任せて、自らはケガからの回復に専念できるようにしていけば、少なくとも失敗しない形にはなります。

思うように体が動かないなどこうした時に焦りはつきものですが、じっくりと治して交通事故前よりも万全の体調になるようにする勢いで腰を据えて取り組んでいくことが求められます。